- POP の裏バイブル -



裏バイブル(王道)テープである。
バイブルテープよりは若干深く、だがオムニバスなので軽めのテイストも残して、という選曲にしてある。
あとは、自分の好きな曲だけにしたというのが特徴かな。あんまり時代背景とかに囚われず、です。
さて A 面。



- Monster Mash
Bonzo Dog Bandですね。
コミックソングとはこうあるべき、という見本のような逸品。


- Any Old Time Will Do
ジェフリンと共にELOの結成メンバーだった
Roy Woodの大ポップチューン。演奏は全て彼ひとりだ。


- January
Pilotです。素晴らしいです。何も言うことはありませんね。

- Canada
同上。一聴すると簡単そうだが
なかなかこういう曲に仕上げるのは難しいのだ。


- Call Me Round
同上。中学時代に初めて聴いたが
最初はポールマッカートニーかと思った。
当時は凄く良い曲だと思ったが
今聴くと少し物足りないような感じもする。
でも、エンディングは今でも好きだ。


- Clair
- Alone Again

ギルバートオサリバン2題。
曲としては前者が好きだが、アローンアゲインには
聴いていた当時の情景などが加味されてしまうので
特別さでは、やはり敵わない。
この曲が「裏テープ」に入っているということで
「裏」という意味が少し御理解頂けるのではないかと思う。

- Lying Here With You
後期 10cc。グレアムグールドマンの曲。
エリックの歌はあまり好きではないが
それでも名曲には違いない。
ヨーロッパ哀愁系バラード好きな方は必聴。


- Surf's Up
アルバム「Surf's Up」バージョン。
素晴らしいです。何も言うこと無し。
これが1967年の楽曲だとは信じられない。


ここからは B 面です。

- Allentown
あまりビリージョエルは好きではないのだが
この曲は面白かった。
他に入れるテープが無かったのでここに収録。


- Uptown Girl
これは言うこと無し。
ビりーの歌い癖も良いね。


- Xanadu
オリビア & ELO。
いつも合わせて一緒に歌うのだが
最後のハイトーンが出なくて悔しい思いをする。


- Never Gonna Fall In Love Again
- All By Myself

エリックカルメン / ラフマニノフ 2題。
これは「表テープ」にも収録したが、こちらが先。
あとから「表」に出世したわけだ。
こちらの All By はロングバージョンで、ピアコン部分が長くなっている。


- I Wish It Could Be Christmas
Roy Woodのクリスマスソング。
これも多分ひとり多重録音(子供の声を除く)だと思う。
この曲は今でもクリスマス時期には良くかかる。



以上です。
「表」が、ポップとは何か?ということを考えてコンピしたのに対して、
こちらは、自分自身の方向性を定める為に編纂したという感じ。
俺というものはこうなんじゃないだろうか…と想像しながら組み立てていったコンピレーションテープだ。
それだけに、表テープとは違い気楽に聴けるものではないけれど、
意を決して聴いた時には、何にも替えがたいような満足感があるんだな。









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